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投資事業の始め方〜基礎から学ぶ株式投資〜

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投資事業入門編


初めて投資を行うという方はこのメニューからご覧下さい。
株式投資に最低限必要な項目をご紹介しております。
投資の中・上級者の方でもどうぞお気軽にご覧下さい。

ご不明な用語等ございましたら、下記用語集をご活用下さい。
 投資事業 株式・経済用語集
まだまだ不十分ではございますが、こちらの内容も順次、充実させていきますので宜しくお願い致します。

コンテンツが多くなって参りましたので、目次をつけます。読みたい項目をクリックして下さい。
 自分流の株式投資スタイルを身に付ける
 大体のスタイルが決まったら投資対象とする銘柄を絞ってみる
 達成目標を設定する
 ウォーレン・バフェットを知る
 株式投資に関する分析手法について知る
 優良銘柄を絞り込み、自分のファンドを形成する
 株式投資を始める前に、銀行口座を使い分けよう
 成長株投資という考え方を知る
 割安株投資で気をつける事
 投資ネタの探し方入門
 上場廃止や、監理ポスト・整理ポストについて

自分流の株式投資スタイルを身に付ける
まず最初に、株式投資を始めるにあたって、どのような投資スタイルで行うかですが、
非常に多くの投資法が巷では提案され、私を含めた個人投資家の始めの悩みどころでもあります。

 ・割安株を見つけ、安い時に購入、中長期的に保持し、設定した期待値になった時に売却し売却益を得る。
 ・株のクセ(期間のサイクル)を読み、安い時期に購入、高い時期に売却を繰り返し、売却益を得る。
 ・チャートローソク足から株価の動きを予想し、1日〜数日の間に売買を繰り返す。
 ・魅力的な株主優待や、高配当の株を購入する。
 ・自分の好きな商品・サービスを提供している会社の株を購入する。
 ・中国株等の他国の株を購入する。

数え挙げればキリがありませんが、等などのような投資法をよく目にします。

私は様々な本を読み、色々な投資法を目にしましたが、コレという投資法は見つけ出せずにいます。

 ・資金が少ないうちは、小口投資で短期売買を繰り返すと証券会社の手数料がかさみますので、私には向きません。
 ・資金が少ないうちは、中・長期投資を行ってしまうと、手元に軍資金がなくなってしまうので、私には向きません。
 ・中国株やその他金融商品に投資するには勉強する時間が無さ過ぎるため、私には向きません。

必ず人には向き・不向きがありますので、既存の型にはまる事を考えるとどうしても上記のようにならざるを得ません。

ではどうすれば良いでしょうか。
上記に挙げた投資法は他人が編み出した、言ってみれば他人の投資法です。
大切なのは自分の型を見つける事であり、当サイトではそのお手伝いをさせていただきたいと考えております。
ミニ株などの小口投資から、本を読むばかりでなく、実践で自分のスタイルを確立する事をお勧め致します。

ちなみに、私の投資法(2005年現在)は以下のようなスタイルです。

  @自分の興味のある業種・詳しい業種の銘柄を絞り込む。
  AROE等の投資尺度、現金を貯めているか、負債を抱えていないか等、基本的な項目を調査し、
   全ての企業を表にまとめる。
   (調査結果を対比させるため)

    サンプルはここをクリック

  B決算期、過去の高値・安値等から自分なりの売り時買い時の目処をつける。

    サンプルはここをクリック

  C過去6年分の株価データを取得し、株価チャートのクセ・波を大まかに把握する。

    サンプルはここをクリック

  Dいざ投資。(買うべき時に買って、売るべき時に売るだけ)

それほど難しい事はしていません(知識が足りないためまだできません)が、自分のスタイルで投資する事ができているため
成績は安定しております。

大体のスタイルが決まったら投資対象とする銘柄を絞ってみる
ご自分の投資スタイルは大まかに想像・検討できましたでしょうか?

続いて、投資対象とする銘柄を絞ってみましょう。
不特定多数の銘柄を相手にしていたのでは、疲れますし、その銘柄に対する分析も浅いものになってしまいます。
ご自分が置かれている状況・所属している環境、詳しい業界・・・等など、銘柄を選ぶ際に基準を作れば良いのです。
例えば、例を挙げますと、下記のような絞り込み方があると思います。

 【学生の方の場合・・・】
  ・飲み会等でよく利用する飲食店はどこか。(注目されている・流行っている店を経営しているのはどの企業か)
  ・よく利用するアミューズメント施設はどこか。(テーマパークや、よく利用するカラオケ)
  ・就職活動中であれば自分が働きたい、夢に見る企業はどこか。
  ・大好きなゲームのソフト、アニメ、よく見る映画は何か。(映画配給会社)等。

 【主婦の方の場合・・・】
  ・いつも利用しているスーパーはどこか。
  ・必ず冷蔵庫の中にある食品・飲料を販売している企業はどこか。
  ・ご家庭で利用している証券会社、銀行はどこか。

 【サラリーマン・OLの方の場合・・・】
  ・ご自分が働いている業界は何業界か。
  ・転職する場合、自分が候補に挙げる企業はどこか。どの業界か。
  ・お客様の業界はどの業界か。

等など、今挙げるだけでも、相当な絞込みの条件は存在します。

絞込みを行い、投資対象とするメリットは作業の負荷軽減がありますが、
より重要な効果が期待されます。
それは、同一の業界やテーマで銘柄の絞り込みを行うと、同一銘柄同士の比較検討ができるというメリットです。
PERPBRROE等の投資尺度を基に投資判断をしていくわけですが、 この作業の際に上記、同一銘柄同士の比較検討が重要なポイントとなります。
投資しようとしている銘柄が業界内において、(他社に比べ)割安であるか割高であるか、、
この点が「買い時」を見極める重要な要素となります。
「買い時」を的確に判断できなければ、決して株式投資で成功する事はありません。
日常的に上記のような問題意識・銘柄探しをする事が投資家となるための第一歩と言えるのではないのでしょうか。
もちろん会社四季報や、投資関連の書籍で紹介されている銘柄を隅から隅まで探す作業も良いかもしれません。
ただし、限られた・大切な時間を無駄にしないためにも、自分が投資する業界・銘柄を標準化する作業は大切と私は考えます。
このような作業を行う事、自分の判断で投資対象を採掘する作業は、様々な書籍を読み漁るよりもきっと力になるはずです。
自分が自信を持って、出資できる。そのような魅力的な企業を探す事に成功し出会うことでできたならば、
投資にたいする抵抗感や不安は軽減されると思います。

達成目標を設定する
皆様は何のために株式投資という事業を行いますか?
株の売買(スリル)を楽しむ事もありますが、行き着く先にある目標は資産を殖やす事にあるでしょう。
ではどの程度殖やしたいのでしょうか。
自分が殖やした資産を、どの程度使って、どの程度次の投資資金として充てるか、中・長期的な計画を練る事をお勧めします。
自分独自の計画を練り、その計画を基に行動する事で、自分の明確な投資スタイル・置かれている状況がはっきりしてきます。

さて、目標を練る際にキーワードとなってくるのが、ご自分の投資結果による資産増加のパフォーマンス
すなわち利回りという事になります。
下記の表をご覧下さい。(例は預金を月5万円、ボーナス時は30万円し、月10%の利益を出した場合です。)

経過月数 入金(追加投資資金) 元本(先月繰越分) 投資資金(入金分 + 元本) 利回り 投資結果
初月 \1,000,000 \0 \1,000,000 10% \1,100,000
2ヶ月目 \50,000 \1,100,000 \1,150,000 10% \1,265,000
3ヶ月目 \300,000 \1,265,000 \1,565,000 10% \1,721,500
4ヶ月目 \50,000 \1,721,500 \1,771,500 10% \1,948,650
5ヶ月目 \50,000 \1,948,650 \1,998,650 10% \2,198,515
6ヶ月目 \50,000 \2,198,515 \2,248,515 10% \2,473,367
7ヶ月目 \50,000 \2,473,367 \2,523,367 10% \2,775,703
8ヶ月目 \300,000 \2,775,703 \3,075,703 10% \3,383,273
9ヶ月目 \50,000 \3,383,273 \3,433,273 10% \3,776,601
10ヶ月目 \50,000 \3,776,601 \3,826,601 10% \4,209,261
11ヶ月目 \50,000 \4,209,261 \4,259,261 10% \4,685,187
12ヶ月目 \50,000 \4,685,187 \4,735,187 10% \5,208,706


表をご覧になられてお解りかと思いますが、1年間のシミュレーションをしてみたところ、元本は5倍になっております。
ここには複利効果というものが働いております。
複利効果とは、生み出された利益を再投資に回す事で、利息が利息を生み、資産が雪だるま式に膨らむ事を言います。
こうした計算により、●●年後に資産は\xxxxxxになっているはずのような、目標を設定する事が可能です。

目標を設定する際には、あまりにも現実離れした利回りで計算しても仕方ありません(役には立ちません)し、
逆に低い目標を設定しても仕方ありません。
ご自分の収入や、お金の用途に合わせた目標設定をお勧め致します。
こうした金銭面での目標と、以前に説明致しました投資対象となる銘柄の性格・クセを組み合わせ、
一年単位の投資カレンダーを作成してみるのも非常に効果的と言えます。
そのカレンダーに従って、買い・売りを繰り返す。という事が自分のスタンスを貫く、
一定の成績を上げる事へ繋がるのではないでしょうか。
ちなみに、複利効果を享受するためには、投資に回しているお金には手をつけてはいけません。

ウォーレン・バフェットを知る
「まったく投資なんてわからない」「株はちょっと・・・」という方も少しは興味が沸いてきましたでしょうか?

さて、この項目では、ウォーレン・バフェットという投資家について勉強したいと思います。。
皆様も名前ぐらいは聞いた事があるでしょう。本屋等に、彼の生き様や投資手法に関連する書籍は多数並んでおりますので。
彼が偉大なる投資家と言われる所以は、当初(大学院卒業時)持っていた1万ドルの資産が現在では、
300億ドルを越えている事です。
この資産額は、かのビル・ゲイツに次ぐ世界長者番付第2位にランクされる程です。
では、どのような方法で、資産を膨大な額に殖やす事ができたのか、簡単にご説明致しましょう。

バフェットが軸とした、投資対象となる銘柄を絞り込む際の判断基準は簡単に言えば下記の通りです。

独占力のあるサービス・製品を持つ。
 →例えば、どの店にも置いてあるような商品は何か?買わなければならない生活の必需品と思われる商品は何か?
1株利益EPS)は右肩上がり。
・多額の負債を抱えていない。
 →あったとしても、利益や余剰資金で賄える範囲内に収まっているか。
・高ROE
 →少なくとも15%程度は欲しい。
自社株買いに積極的。
・インフレ(物価上昇)に伴って、自社製品の価格も上げられる程の強さがある。
・再投資の結果が株価上昇へつながっている。

非常に簡単にではございますが、以上の条件が揃っている企業=バフェットのお気に入りの企業という事になります。

バフェットが以上のような基準を基に投資を実践したから同じ事をすれば儲かるか・・・そうは簡単にはいきません。
恐らく、短・中期売買、また比較的長期の売買をしたとしても、成功は難しいでしょう。
なぜでしょうか。
バフェットは以上のような条件を持つ企業の株を安い時に買い(時にはそれほど割安感が出ていない時にも買い)、
〜10数年というすさまじく長い間、大事に大事に保有する超長期の投資スタンスを貫いています。
自分が思う本来の価値になるまでは何年でも待てる・また、自分の判断に対して自信があるという強い意志の基に
成り立っている投資手法です。
私はそんなに待てません。せいぜい長くて半年〜1年程度の期間内での売買を基本とします。

バフェットの銘柄選択術や、投資思想、投資基準は素晴らしいものであり、是非とも勉強する必要があると思います。
・・・・が先述しましたように、自分の投資スタンス(勝ちパターン)を確率する事が重要です。他人の真似はいけません。
他人が確率した勝ちパターンを組み合わせ、自分のスタイルを確立する。ものすごく効率的な勉強・投資法です。

株式投資に関する分析手法について知る
世の中にはすごい人がいるもんですね。
さて、関心ばかりしている場合ではありません。今度は自分がバフェットやその他の大投資家がしたような事を
やらなくてはならないのです。

ごく簡単に、では、銘柄を絞ろうと言いましたが、その際、必要となるスキルが分析手法です。
ここではファンダメンタルズ分析テクニカル分析についてご紹介致しましょう。

 ファンダメンタルズ分析
 ・・・企業の業績や、資産状況を分析する事。会計学的な分析。
  過去数年間の業績を時系列に分析したり、投資しようとする企業の安定性優良性を判断するのに用います。
    つまり投資しようとする銘柄を絞り込む際の作業として有効であり、成功するためには必須の分析です。
    ここで間違った判断をしてしまうと、企業の倒産・業績悪化・事業の脱線に繋がり、
    自分の貴重な財産が非常に危険な目に合ってしまいます。

 テクニカル分析
 ・・・株式チャート等を利用して、株価の今後の動きや投資タイミングを計るための分析です。
    この分析に至る過程には、上記、ファンダメンタルズ分析で投資する銘柄を十分吟味し、
    対象が決まった後になるでしょう。
    あまり、投資しようとする銘柄の中長期的な安定性や業績を重要視しないデイ・トレードではこちらの分析が必須
    となるでしょう。
    私は売り・買いの時期や、株価のある程度の動きはファンダメンタルズ分析時に行うので、こちらについてはかなり疎いと
    思われます。。
    『投資事業(実践編)』である程度のチャートの読み方等の説明はする予定ですが、併せて専門に分析している方のサイト等
    を『お勧めWebサイト一覧』から探し、勉強される事をお勧め致します。

入門編という事で、簡単なご紹介にとどめました。
ファンダメンタルズ分析で扱う、1株純資産(BPS)や、1株当たり純利益(EPS)自己資本比率株主資本利益率(ROE)株価純利益倍率(PER)株価純資産倍率(PBR)については、本ページ『投資事業(入門編)』で後述します。

テクニカル分析で扱う、株価チャートや、ローソク足移動平均線等の意味・読み方については『投資事業(実践編)』で概要を説明したいと思います。

優良銘柄を絞り込み、自分のファンドを形成する
株式投資を始める前にどのような事をやらなければならないのか、イメージが掴め始めてきましたか?
この項目では、ファンダメンタルズ分析による、優良銘柄の絞り方の一例をご紹介致します。
自分の資産を投資する銘柄を絞り込むわけですから、非常に大切です。

さて、「優良」と言いましたが、何を持って「優良」と成りえるのでしょうか?
提供しているサービスの質、企業の持つブランド力・・・色々尺度はあると思いますが、このサイト内での定義は、
企業の財務基盤が安定していて、倒産のリスクもなく、売上・収益面でも絶えず発展している企業としましょうか。
ここから人によって、様々な捉え方があると思います。あなたの考える「優良」とは何ですか?

株式投資をしているとよく耳にする、1株純資産(BPS)や、1株当たり純利益(EPS)、自己資本比率、
株主資本利益率(ROE)、株価純利益倍率(PER)、株価純資産倍率(PBR)等の投資尺度は下記のように分類されます。

  企業の財務(資金力)を判断するための指標
  ・1株純資産(BPS)
   →企業の真の価値(総資産−負債)を1株当たりで表したもの。
  ・自己資本比率
   →総資産のうちの自己資本の割合。高ければ高いほど、負債の割合が低い。

  企業の収益性を判断するための指標
  ・1株当たり純利益(EPS)
   →1株が生み出す利益を指します。
  ・1株主資本利益率(ROE)
   →株主が出資した資本でどれだけ稼いだかを計る指標です。経営の効率性をみます。

  現在の株価が割高か割安かを判断するための指標
  ・株価純利益倍率(PER)
   →株価が1株当たり利益の何倍まで買われているのかを示すものです。
  ・株価純資産倍率(PBR)
   →1株純資産に対して今の株価が何倍まで売買されているかを示すものです。

簡単に解説しましたが、まず重要なのが、1株純資産(BPS)で、これは上記説明の通り、1株の価値を表します。
つまり、本来あるべき株の値段であり、それはまた株の定価という事になります。
この定価が安すぎると思ってもみないような赤字を出した場合等、直接響く指標ですので、高めに設定する方が無難です。
私がスクリーニングの対象としている値は1,000〜2,000です。

続いて重要なのが、自己資本比率です。
この指標によって、他人に頼ってないか、自分自身に資金力があるかがわかります。
負債がたまりにたまり、毎年の純利益をすべて返済に充てても完済に何十年かかるかわからないのでは
怖くて投資対象にはできません。例えば自分の総資産のうち50%が負債(借金)という状態だと不安定ですよね。同じです。
私がスクリーニングの対象としている値は75%以上です。

私が最も重要視しているのは上記2点なので、後は簡単にご説明致します。
1株当たり純利益(EPS)については他の指標値を出すために用いますが、スクリーニングでは(私は)使用しません。
1株主資本利益率(ROE)は少なくとも10%、できれば日本企業のだいたいの平均値15%くらいは欲しいところです。
私はスクリーニングではあまり使用しておりません。(なぜなら自己資本比率と反比例の関係があるからです。。)
株価純利益倍率(PER)は、その銘柄の割安感を計る上で用いられますが、私は使いません。
30倍〜40倍が並というところですが、業界によって、その平均値は変動します。
投資対象とする銘柄と似たような企業を並べて、その企業と比べ割高、割安のように判断する事に用いると良いでしょう。
よく言われるのは10倍以下が理想といったところでしょうか。
最後に、株価純資産倍率(PBR)です。
これは重要です。1株純資産(BPS)、つまり株の定価と比べ、現在の株価はどうなのかを示します。
例えば株価純資産倍率(PBR)が1倍なら、現在の株価=定価、0.5倍なら現在の株価=定価の半額という事になります。
(理論上は)
私がスクリーニングの対象としている値は0.7倍以下です。

長々とご説明致しましたが、結論(私の投資手法)は以下の通りです。

1株純資産(BPS)、自己資本比率が高い銘柄で自分のファンドを作っておき、
株価純資産倍率(PBR)が0.7倍以下になったら買いに走る。という事になります。

もちろんその他に自分が興味のあるサービスを提供している銘柄に絞るとか、興味のある業界に絞るとか、
+αの絞込みが可能です。
私はまだ資金力もそれほどないので、市場はJASDAQやヘラクレスにも手を出しておりますが、
より安全性を求めるのであれば、より審査の厳しい東証1部や2部の銘柄を中心に選ぶという選択肢もあるでしょう。
とにかく自分の得意な、目の届く範囲で銘柄を絞り込む事を強くお勧め致します。

私が投資対象としている銘柄一覧(Myファンド)は下記リンク先でご覧下さい。
どうぞお役立て下さい。

株式投資を始める前に、銀行口座を使い分けよう
さて、ここまで来たら、株式投資の「入門」としての準備は整ってきたのではないでしょうか?
投資以外の話になってしまいますが、ここでは資産の運用方法について触れておきたいと思います。

このサイトをご覧になっておられる皆様はいくつの銀行口座を持っていらっしゃいますか?1つ?2つ?
人によってまちまちだと思います。
私の場合は、メインバンクとして、大手銀行に2つ、郵便局に1つ、E-Bankに1つと4つの口座を持っております。
それぞれの口座の持つ役割は以下の通りです。

  ・大手都市銀行:(給与や生活費等の)振込み・引き落とし口座、生活資金を蓄えておく口座
  ・郵便局:投資のための口座(殖やす口座)
  ・E-Bank:日常生活で(ATM等で)使うお金を蓄えておく口座

恐らくもっと良い使い分け方があるのだろうと思いますが、このような感じです。

少なくとも3〜4つの口座を使い分けることをお勧めします。
投資に使うお金は、前述したように絶対に使ってはダメなお金ですので、
少なくとも証券会社と入・出金をする口座は日常生活と離しておきましょう(^_^;)

ここでは代表的なE-Bankをご紹介しておきます。

   ・ジャパンネット銀行

   ・イーバンク銀行

E-Bankはコンビ二等のATMでの出金の際の手数料が無料・利息が大手都市銀行と比べ高目等、
良い利点多いのが特徴です★

銀行口座を開設した後の通帳が、投資の売買記録や入出金記録となる(当たり前ですが)事も
用途を使い分け、口座を管理する事のメリットと言えますね。

成長株投資という考え方を知る
成長株という言葉を聞いた事はあるでしょうか?
割安株と並んで、メジャーな言葉ですが、割安株が株の定価(本来の価値)に対して、 現在の株価がどの水準にあるのかを判断基準としているのに対し、成長株はその企業の底力、つまり将来性を加味して判断し、その企業の持つ、 眠っている大きな収益力にその恩恵を授かるというものです。
どちらの投資法も、長期投資が基本という共通項はあるものの、その着眼点は異なっております。
フィッシャーに関する書籍を読んでいたのですが、彼の考え方はこの成長株投資という考え方になります。
フィッシャーは下記のようなポイントを中心に、自分が投資する銘柄を選んでいるようです。

 ・投資対象とする企業の提供しているサービス(製品)が今後数年間も企業全体の売り上げに貢献できるか。
 ・経営者は新製品や新技術の開発に対する熱意・決意を持っているか。
 ・研究開発の成果が収益に結びついているか。
 ・営業力はあるか。
 ・利益率をしっかり確保しているか。
 ・利益率を維持し、改善する取り組みはなされているか。
 ・経営者、企業と雇用者の間の関係は良好であるか。
 ・管理職を育てる環境があり、優秀な管理職を抱え込んでいるか。
 ・コスト分析と財務管理を徹底して実施しているか。
 ・他社との競争を勝ち抜けるスキルを持っているか。
 ・収益に関して、長期的な展望を持っているか。
 ・成長と称して、不当な増資をしていたりしないか。
 ・企業の経営者は誠実か。
 ・企業の経営者は苦戦している時にでも正直に状況を説明しているか。

、と、バフェットよりもさらにヒアリングというものに焦点を当てた分析法と言えます。

我々個人投資家ができる事と言えば、収益力とその数年間の利益率の伸び率を、割安株投資に組み込むという事くらいでしょうか。
私のスクリーニングでは、PBR等の指標で、まず現在割安な銘柄をファンドとして絞込み、その中で、自己資本比率が高い、
収益力がある、企業の資産価値が高い銘柄をターゲットとしております。
さらにおもしろいネタがあれば、続編をUPしますので、宜しくお願い致します。


割安株投資で気をつける事
成長株について説明しましたが、ここでは再び割安株について考えてみましょう。
PBRやPER等の指標を用いて、現在の株価が本来のその銘柄の価値(株の定価)に対して割安であるか否かを判断し、投資するのが割安株投資でした。

ここで気をつけなくてはならないのが、その投資しようとしている銘柄が、「本当に魅力的な銘柄であるのに、他のメジャーな銘柄にばかり注目が集まり、割安で放置されている銘柄」なのか、 「投資対象として見られるはずもない、価値がない銘柄」なのかという事です。
前者の方はたまたま、注目されていないわけで、本来実力・魅力共に十分に兼ね備えているとしたら、真の割安株と言えるでしょう。
しかし、後者のような銘柄の場合、「たまたま」というわけではなく、それが本来あるべき姿=当然の姿であるので、そのような銘柄は万年割安株です。
いくら、中・長期投資をスタイルとしていても、何年待てば株価が上昇するかわかったものじゃありません。

ここには、上記バフェットフィッシャーのような、 明確な判断基準を立てて、銘柄の真の姿を見極める目が必要になります。

例えば、PBRが0.5倍を切っていて、「安いから」という理由だけで、その銘柄を購入するのは早計と言えるでしょう。
必要なのは、「今後どの程度の(株価や収益)の伸び率が期待できて、現在の株価が自分の買いとする基準のどの段階にあるか」を常に意識しておく事だと思います。

投資ネタの探し方入門
皆様は投資を行う際、どのように情報収集をしているでしょうか?
雑誌?書籍?新聞・・・・など等、様々な情報源が身の回りにあると思いますが、ここでは私の情報収集の仕方をご紹介したいと思います。

まずは、特定の銘柄を絞り込む前に、様々な業界の状態や、相場の様子、日本や海外の経済状況等をざっくり把握する必要があります。
そのような情報を集める時、私が情報源として活用しているのは下記の通りです。

 ・日本経済新聞 (http://www.nikkei.co.jp/
 ・TVやYahoo!等のニュース (http://www.yahoo.co.jp/)
 ・証券会社等、市況概況アラートメール機能
 ・業界天気予報等の、業界本の指標・分析

続いて、企業群、即ち、投資ターゲットとする銘柄群をざっくり選定する際には、

 ・投資関連サイトの銘柄解説(投資サイトのリンク集はコチラ)
 ・雑誌などで解説されているアナリスト等の言葉(あくまで参考程度)

最後にある特定の銘柄の詳しい分析をする際には、

 ・総合企業情報(IR情報) (http://ir.nikkei.co.jp/)
 ・その企業のサイト
 ・日本経済新聞
 ・証券会社のNEWSページ

を主に利用します。

フィッシャー等は、「聞き込み」を大変重要視します。
企業の経営者や幹部等と接触し、探りを入れるわけです。
しかし、我々一般の個人投資家はそのような人脈が簡単にあるわけでもなく、この方法は少々とっつきにくい方法と言えるのではないでしょうか。
そこで私がお勧めしたいのは、就職活動や転職活動を投資に活かすという事です。
このような活動で接触する相手は大抵、人事部・部門長レベルの幹部・社長を始めとする経営層です。
また、就職・転職活動中は、その企業の中・長期的な経営計画・ビジョンを研究しますし、その内容を面接の中でこちらから尋ねます。
その面接の中での自分の感触が、自分がその会社に入社するのかどうかを決める決定打となるはずです。
投資に関しても同じ事が言え、このような活動は自分の投資しようとする企業を知る上で、非常に効果的で、参考となる情報をもたらせてくれると思います。

少々、裏技に近いような方法ですが、是非ともこのような「聞き込み」を実践してみてはいかがでしょうか。

上場廃止や、監理ポスト・整理ポストについて
株式投資を行うという事には、常にリスクが付きまといます。
それは、株価の大暴落で、含み損が大きく膨らんでしまう・・・という事ももちろんありますが、
最も手痛い打撃となるのは、下記の2点に尽きるのではないでしょうか。

 ・上場廃止
 ・倒産

人生ゲームで遊んだ事はあるでしょうか?あのゲームでは「株が大暴落したxxxxxxドル支払う」のようなマスがあり、
手痛い思いを幼心でも抱いた経験があるかと思います。現実は更に厳しい状況に追い込まれます。

「投資事業 実践編」でも紹介はしておりますが、個人投資家が売買する株式は、
証券取引所を通して売買され、企業がこのような開かれた形で株式を売買できるようにする
(投資家より資金を調達できるようにする)事を上場と言います。

上場廃止とは、文字通り、上場が取り消される事ですが、上場が取り消される理由は、
上記の倒産をしてしまった時は勿論、証券取引所の決めたルールを破った場合も上場廃止となります。
 ※粉飾決済や、特定株主による一定数以上の株式の保有等、新聞で騒がれていたかと思います。

上場廃止となると、どんなデメリットがあるのでしょうか?
早い話、上場廃止となってしまうと、開かれた場で株式の売買ができなくなってしまうため、保有している株式が自由に売却できなくなります。
但し、株式の価値自体は継続されるので、再上場するような事になれば、再度自由に売買する事が可能になります。
一方、倒産してしまうと、企業の価値が清算されるため、保有している株式(株券)は紙切れと化し、単なる記念品としての価値しか残りません。
 ※街中の古びた雑貨屋等で、むか〜しの株券が売っている事を見かけた事がありますが、記念品としてコレクションしている方もいるそうです。。

上記の通り、上場が廃止になると自由な売買ができなくなるため、投資家は保有している株式を、上場廃止が決定すると(または噂が流れると)
一気に売りにかかります。ですので、普通は株価は大暴落を起こします。
 ※ただし、単なる噂・デマで、上場廃止説が流れ、大暴落を起こしている場合、結局上場廃止にならないとしたら大きなチャンスとなります。
  ここでも自分が仕入れた情報が正しいものであるか、信頼できるかの見極めが非常に重要となります。

さて、上場廃止となってしまうまで、どのようなステップを踏むのでしょうか?
上場廃止の事実を投資家に周知させるため、証券取引所は下記の手続きを踏みます。

 ・監理ポストに割り当てる
 ・整理ポストに割り当てる

監理ポストには、上場廃止の可能性も秘めた株式が割り当てられます。
例えば、「粉飾決済の疑いがある」等の情報が周っているとしたら、その事実の調査をする期間はここで取引がされるわけです。
日経新聞等でも、監理ポストにはどの銘柄が取引されているかがわかりますので、投資家もその事実を確認できます。

整理ポストには、上場廃止が決定している株式が割り当てられます。
つまり、整理ポスト行きになった株式は、一定期間(通常は1ヶ月)整理ポストで最後の取引がされ、その後は上場廃止直行です。

自分が保有している、または購入しようとしている株式の信頼性・将来性には常に目を光らせておかないと、
上記のようなリスクをまともに被ってしまう可能性が強くなります。
そのようなリスクを回避するためにも、新興企業に投資をしたり、整理できない程の、あまりにも多数の企業の株式を購入する事は避けておく事が無難だと 私は考えます。





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