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投資事業の始め方〜基礎から学ぶ株式投資〜

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投資事業実践編


投資に関する知識はあらかたOKという方はこのメニューをご活用下さい。
いざ、投資を始める前の直前の準備ができます。
後は他サイト様等でも知識を広げご自分の才能を開花させて下さい。

ご不明な用語等ございましたら、下記リンクから、『投資事業 株式・経済用語集をご活用下さい。
 『投資事業 株式・経済用語集』
まだまだ不十分ではございますが、こちらの内容も順次、充実させていきますので宜しくお願い致します。

こちらのページにも、目次をつけます。読みたい項目をクリックして下さい。
 証券会社の選び方
 株式の売買時に発生する費用について
 さぁ、いざ投資。どの市場の銘柄に投資するか
 チャートの読み方を覚える
 チャートの読み方を覚える−2
 移動平均線について考える
 相場を知る
 株の買い時と売り時を判断する
 貸借倍率から買い時を読み取る

証券会社の選び方
さて、株式の売買を始めるわけですが、そのためには証券会社に専用の口座を作らなくてはなりません。
証券会社には対面型非対面型(Web専門)のサービス体系がありますが、お勧めは(といってもどの証券会社でもですが)、 Webから売買に特化した、ネット証券です。
店舗を持たない分、設備等の費用がかからないため、手数料が安いのが特徴です。

証券会社を選ぶ際には様々な判断基準があると思いますが、下記のようなポイントで選ぶと良いと思います。

  ・Webの操作性はどうか
  ・手数料は割安か
  ・情報量はどの程度か
  ・注文方法にはどのような形態があるか
  ・携帯にメールを送信する等、リアルタイムな機能があるか
  ・(取引したい方は)ミニ株を扱っているか・外国株式を扱っているか ・・・等など

証券会社のサービスを比較しているWebサイトもありますので、そちらを参考にするとなお絞り易いと思います。

  ・GOMEZ (http://www.gomez.co.jp/
  ・証券会社Best50ランキング (http://www.best50.net/index.htm

当サイト内にもリンクが張ってありますが、私が口座を持っているマネックス・ビーンズ証券は、非常に良い証券会社だと思います。
マネックス証券と、日興ビーンズ証券が合併した証券会社ですが、2つのネット証券大手のいいとこ取りな感じです。
中でも注文方法は多岐に渡っており、例えば、ある条件で銘柄を売り、売った直後、連続してある条件で銘柄を買う。のような注文もできます。
もちろん四季報の情報もクリック一つで引けるので活用できます。

自分にあった証券会社を見つけるのは難しいかもしれませんが、口座管理費無料の証券会社が多いので、口座を試しに開いてみてもいいかもしれません
  また、資料請求するだけなら当然、無料です。差し当たり2つの証券会社を紹介です。

  ライブドア証券資料請求     マネックス・ビーンズ証券資料請求  

最近、丸三証券に口座を新規開設しました。
少ない資金のうちは売買手数料が気になるわけでありまして、この証券会社の、一日約定金額が20万円以内なら手数料無料というサービスは非常に魅力的なのです★
もう3社ご紹介しておきます。(2005.6.13加筆)

   丸三証券 資料請求
   E*トレード証券  資料請求

資料請求した後に送付されてくる口座開設キットの説明の優しさ・わかり易さを証券会社を決定する判断基準にすると良いです★

株式の売買時に発生する費用について
ご自分が株式売買をする証券会社は決まりましたか?決まった人もそうでない人も、
株式の売買時に発生する費用等について勉強しましょう。

株式を売買する際に発生する費用は、売買代金を除くと、以下の費用が挙げられます。

  ・証券会社に対して支払う株式売買手数料
  ・上記手数料以外の口座管理料、証券会社のサービス利用料
  ・証券会社への投資資金の振込み手数料
  ・購入した株券の保護預かり料
  ・税金

それでは一つずつご説明致しましょう。

まずは、株式売買手数料ですが、こちらは料金が1999年10月〜自由化されておりますので、証券会社によって様々です。
例えば、安いところですと、100万円迄の株式売買ならジェット証券は777円、高いところですと、野村證券が5,250円です。
ここにはサービス利用料を含む場合がありますので、料金は様々というわけです。
とにかく情報が多く、サポートも多く受けたいという事でしたら、バックアップがしっかりしている大手証券会社
とにかく手数料が安く、コストを最小限に抑えたいという事でしたら、ネット専門証券等の新興証券会社を選ぶのがいいでしょう。
私が口座を開いているマネックス・ビーンズ証券は情報も多く、大手で、手数料も1575円とお手ごろな値段なので、気に入ってます。
コツとしては口座管理料が無料で、情報量が多い証券会社をスクリーニング等の分析用、
同じく口座管理料が無料で、株式売買手数料が安い証券会社を売買専用として使い分けるのが効率的です。

何度か言葉が出てきていますが、口座管理料は基本的にどの証券会社でも無料なところが多いです。
サービス利用料は凝った作りのサイトや専属の専門家がいる大手証券会社では費用が発生します。
これらは小額ですが、払い続けるとバカになりませんので、できるだけかからないところを選んだ方が初心者にとってはいいと思います。
株式の売買の時に常に頭にあるのは株式の売買の結果の売買益(損)ですから、こうした費用まで発生するとなるとパニックに陥りますので。。

振込み手数料はクレジットカード等の支払いや銀行口座間の現金の移動と同じです。
ただし、UFJ銀行のUFJダイレクトや郵便局のぱるるFTnetがサポートされている証券会社では 入出金時の振込み手数料は無料です。
マネックス・ビーンズ証券ではこれらのサービスがサポートされております。私は余分なお金は払いません。

保護預かり料についても、無料のところが多いと思います。
これは、株券を証券会社に預かっておいてもらって、保管してもらうのにかかる費用です。
株券はもちろん自分で保管する事ができますが、火災による焼失や盗難の心配がありますので、
この制度を利用した方が良いでしょう。
株券を一度手にしてみたい気もしますが、我慢です。。。
ちなみに、証券会社は証券保管振替機構(ほふり)保管振替制度によって、保管を委託するケースが多いのが現状です。
ここに預けておけば、早い話、自分で株主の権利を登録する必要もなければ、
名義(株券の持ち主)変更する必要もなくなるわけです。楽です。

最後に税金の話です。
こちらは避けては通れません。どの証券会社に登録していても、どんな売買をしても皆同じです。
株券の売買で生じる売買益に対して、有価証券譲渡税(キャピタルゲイン税)という税がかかります。
この税については、下記2つの方式が取られていました。

  ・源泉分離課税方式
  ・申告分離課税方式

源泉分離課税方式とは、株式の売却代金のうち一定の割合を利益とみなし、その利益に対して20%の税率で課税するというものです。
つまりいくら利益をあげたかは関係なく、通算で損をしている場合などは不利な課税方式です。
2003年1月に廃止されております。

申告分離課税方式は、1年間の株式売買で生じた純利益から、他の所得と分離して20%の税率がかかるというものです。
自分で申告するというものでしたが、2003年1月からは証券会社に特定口座(源泉徴収あり)という特別な口座を持つ事で、 証券会社が税の申告を代行してくれますので、個人での確定申告が不要となりました。
上記は株式の売買の度に適用されてしまうので、年間の損益が赤字の場合は、繰越控除という制度を使う事も可能です。
また、税率20%は、2007年度まで10%に設定されております。
税の話についてはややこしいので、専門のサイトを参照される事を強くお勧め致します。

ひとまず、『株式の売買益に関しては10%(後に20%)の税がかかる』事、『手数料には消費税がかかる』事を覚えておけばOKです。
なお、口座開設の際には、負荷を減らすためにも証券会社の特定口座を利用しましょう。

配当については配当金が企業から支払われる段階で、20%の税率で、源泉徴収されます。

さぁ、いざ投資。どの市場の銘柄に投資するか
もう株式を購入する直前まで来ていますね。
株式事業(入門編)』でも市場について若干触れておりましたが、
ここでは、さらに深く、市場について知っておきましょう。(内容は入門レベルですがご勘弁を。。)

日本の株式市場は下記の通りとなっております。(2005年5月現在)

  ・東京証券取引所
   −第1部(大企業)
   −第2部(中堅企業)
   −マザーズ(ベンチャー企業)
  ・大阪証券取引所
   −第1部(関西地区の大企業)
   −第2部(関西地区の中堅企業)
   −ヘラクレス(ベンチャー企業)
  ・名古屋証券取引所
   −第1部(中京地区の大企業)
   −第2部(中京地区の中堅企業)
  ・JASDAQ(店頭市場)

これら、市場に出回っている(誰でも買える)株式は公開されていると言い、市場を通して株価が形成されるわけです。

上記()内がそれぞれの市場に登録されている銘柄の区分の仕方ですが、一般的に、各市場間の関係は
マザーズ⇒ヘラクレス⇒JASDAQ⇒東証・大証・名証第2部⇒東証・大証・名証第1部という段階を踏んで、上場時の審査が厳しくなります。
つまり、マザーズに上場している企業は赤字を抱えていたとしても上場できてしまうので、
大化けする企業もあれば、倒産(上場廃止)してしまう企業の多いという非常にハイリスク・ハイリターンな市場と言えます。
逆に東証1部等は、既に成熟した優良企業が多い市場ですので、大化けするような企業は少ない一方で、
いきなり倒産や上場廃止といった危険性も少ない、安定した市場と言えます。
 ※ただし、企業の不祥事(不正会計・事故・個人情報の流出等)があれば一発退場という事もありますが・・・。

投資する前にもう一度自分の投資スタンスを振り返ってみて下さい。
マネーゲームを楽しみたいのであればマザーズのような新興市場の銘柄を中心に投資するのも良いでしょう。
中・長期的に投資を考え、着実に利益を得るのであれば企業の財務基盤や事業成績は必須です。
後者のような投資スタイルの場合、東証1部東証2部といった比較的安定している市場の銘柄を中心に考えるべきです。

私は成熟した、しかしまだ成長の余地はある優良企業の株が割安になったところで買いに走ります。
東証1部・2部の全銘柄を対象にスクリーニングした結果については、下記リンク先をご覧下さい。

チャートの読み方を覚える
もう銘柄を購入しましたか?
ここでは銘柄を購入した後(購入する前でもですが・・・)、気になる株価チャートについて勉強しましょう。

Yahooファイナンス等で、下図のような株価チャートをご覧になられた事があるでしょう。

  【図1】
  

ここで扱われている記号等の意味について解説致します。

  @13週移動平均線
   ある期間の株価(終値)の平均値を結んだ線になります。
   @の場合、13週間の間の平均値を結んだ線であり、最も良く使われる移動平均線です。
   移動平均線は後述するローソク足とは違い、過去の価格(株価)を示しているものとなります。
   何となくおわかりかもしれませんが、株価が上昇傾向にあれば右肩上がり、下降傾向にあれば右肩下がりの線となります。

  A26週移動平均線
   @と同様の意味を持つ移動平均線です。この場合、26週間の間の平均値を表します。
   なお、13週移動平均線が、26週移動平均線を、下から上に突き抜けるとゴールデンクロス
   逆に、13週移動平均線が、26週移動平均線を、上から下に突き抜けるとデッドクロスと言います。
   ゴールデンクロスは買いシグナル、デッドクロスは売りシグナルの材料になりますので、見逃さないようにしたいものです。
   ゴールデンクロスが出ても、13週移動平均線が横ばい、26週移動平均線が上から下に突き抜ける場合等は
   良い買いシグナルとは言えない場合が多くございますので、注意が必要です。

  B出来高
   株式が売買された数量の合計を表す。つまりその銘柄の人気度を計れる指標となります。
   出来高が少ない銘柄は、当然売買される機会(回数)が少ないため、注目度が低い銘柄を意味します。
   銘柄を購入する時には、出来高も注目しておかないと、全く売買が成立しないという事にも遭遇してしまいます。
   なお、決算期の前後や、株主としての権利が確定する日の数週間前等、出来高が急増する期間も容易に
   読み取れますので、是非お好みの銘柄があれば、分析してみる事をお勧め致します。

なんとなくチャートの読み方、各種記号や図の意味等をお解りになられましたでしょうか?
続いて、上記で説明した項目と同様に非常に重要な図である、ローソク足について勉強しましょう。
  
【図2】【図3】
  
上図がローソク足と呼ばれる記号です。この図の意味は下記の通りです。

  【図2】陽線
  @高値を表します。
  A終値を表します。
  B始値を表します。
  C安値を表します。
  始値より終値の方が高い場合、中が白の陽線となります。

  【図3】陰線
  @高値を表します。
  A始値を表します。
  B終値を表します。
  C安値を表します。
  始値より終値の方が安い場合、中が黒の陰線となります。

陽線、陰線共に@・Cで表した線分は「ヒゲ」と呼ばれており、ついた値によって、長さが異なります。
また、始値と終値の差によって、陽線・陰線の長さも異なるわけです。
こちらは上記の移動平均線とは異なり、過去の株価ではなく、現在の株価を示している図形と言えるでしょう。
ローソク足の単位についても、1日の株価の動きを表した日中足、日々の株価の動きを表した日足、週単位の週足
月単位の月足とあります。
自分がどの期間で株価を分析するのかで使い分けるわけです。

どの陽線(陰線)が出たら買い・売りのようなある種の経験則のようなものも存在するので、後述致します。

チャートの読み方を覚える−2
普段目にすることがある、株価チャートの読み方の基本は押さえましたか?
続いて、上記で説明した、ローソク足の形について、もう少し突っ込んで考えてみましょう。
  
【図4】
【図5】

  上記の図で示した、ローソク足は、【図4】が買いサインを表すローソク足の例、
  【図5】が売りサインを表すローソク足の例です。

  【図4】のローソク足を左から解説すると・・・
  ・大陽線
   ⇒始値から終値まで一貫して大きく上昇した事を示している。強い上昇が期待できる。
  ・下ヒゲ陽線
   ⇒一旦は始値を下回る安値をつけたが、結局、終値では上昇した事を示している。底堅い売買がされている。
  ・下ヒゲ陰線
   ⇒一旦は始値を下回る安値をつけたが、終値ではその安値からは上昇した事を示している。値が下支えされている。

  【図5】のローソク足を左から解説すると・・・
  ・大陰線
   ⇒始値から終値まで一貫して大きく下降した事を示している。大きな下落の危険性がある。
  ・上ヒゲ陰線
   ⇒一旦は始値を上回る高値をつけたが、長続きせず、終値に向かい下降した事を示している。下げ圧力が強い。
  ・上ヒゲ陽線
   ⇒一旦は始値を上回る高値をつけたが、終値ではその高値から下げてしまった事を示している。陽線となっているが弱い。

私自信、あまり詳しく分析はしていないので、ほんの一例をご紹介しましたが、以上の事を知っておくだけでも、いつ買っていつ売るか(理論上の株価等を売買の目安にしている方は関係ないですが)の参考になると思います。
経験則から導き出される、株式チャートのクセを学ぶだけでも、日々の運用成績に大きく寄与するところは大きいと言えるでしょう。

移動平均線について考える
恐らく、段々と、『チャートの読み方を覚える』にあるような、株式チャートが読めるようになってきていると思います。
ローソク足は置いといて・・・、続いてローソク足に並ぶ大事な要素、移動平均線について考えてみましょう。
前述した、『チャートの読み方を覚える』では簡単に説明しましたが、今回は図を交えて説明致します。

  
【図6】
【図7】


【図6】、【図7】共に実線が13週移動平均線、点線が26週移動平均線だとすると、
【図6】で示した矢印の部分がゴールデンクロス、【図7】で示した矢印の部分がデッドクロスになります。
これらはそれぞれ、買い・売りのサインとして扱う事ができ、その信憑性も経験則から確かなものであると言えます。
つまり、ゴールデンクロスが発生すれば、それに伴って株価は上昇し、デッドクロスが出現すれば、株価は下落する。
移動平均線と株価は切っても切れない関係にあると言えます。

さて、良いこと尽くしのゴールデンクロスですが、実は欠点というか、盲点があります。
単純に13週移動平均線が26週移動平均線を下から上に突き抜ければゴールデンクロスなのですが、
このゴールデンクロスには良し悪しがある事を知っておかなければなりません。
下図をご覧下さい。

  
【図8】 【図9】


ここで挙げているゴールデンクロスは良いゴールデンクロスの例です。
ここで図示している線分は先ほどと同じ、実線が13週移動平均線で点線が26週移動平均線と見て下さい。
このようなゴールデンクロスが株価上昇の恩恵にあずかれるゴールデンクロスと言えます。
ポイントは26週移動平均線が横ばい、もしくは上昇中で下から13週移動平均線が突き抜けている事です。
続いて、悪いゴールデンクロスの例は下図をご覧下さい。

  
【図10】 【図11】


【図10】【図11】共に、一応ゴールデンクロスの条件は満たしております。
ですが、この両図は、共に、26週移動平均線が下降中で、結果として13週移動平均線が線を越えただけの状態です。
ですから、このゴールデンクロスはあくまで受動的であり、力がないのが特徴と言えます。

以上のように移動平均線を見ても、その時の買い・売りのサインがある程度は判断つきます。
これに、自分独自のファンダメンダルズ分析や、銘柄の絞込みを行えば、この上ない強い武器が揃うと思います。


相場を知る
既に株式相場は体験しましたか?もう体験した方も、まだの方も相場の種類について知りましょう。
相場には種類があります。日経新聞等、新聞を読んでいたり、ニュース等を聞いていると、「日経平均株価xxxxx円割れ!」や、「XXX相場堅調!」のような見出しを ご覧になられた事があるでしょう。

こうした、特定の銘柄に限らない、銘柄群を一くくりにして、現在の株式がどのように売買されているか(される傾向にあるか)が、 注目される事が多々ございます。

株式の売り注文と買い注文によって、相場は形成されているわけですが、その性質によって、以下のように呼ばれる事があります。
代表的な相場の種類について、ご紹介致します。

 ・上昇(上げ)相場
  → どの銘柄も非常に力強い右肩上がりの伸びを示しているような相場です。
 ・下降(下げ)相場
  → こちらは逆に、どの銘柄も力がなく、右肩下がりとなってしまっているような弱い相場です。
 ・二極化相場
  → 強い(注目されている)銘柄群と、弱い(注目されない)銘柄群がくっきりとわかれてしまっているような相場です。
    最近(2005年度)の株価推移を見ているとこの相場の傾向が強いように思えます。
 ・地相場
  → 評価されるべき銘柄が評価され、評価されなくて当然の銘柄が評価されない、のような、
    本来の実力が正当に評価されている相場です。
 ・ボックス相場
 ・往来相場
  → 株価がある一定の範囲内で行ったり来たりのような相場です。
    非常に値動きが読み易いので、コツコツ利食いをするのに向いている相場と言えます。
 ・モチツキ相場
  → 外国人投資家や機関投資家の手仕舞いシーズンのため、年末には相場が乱高下する傾向にあります。
 ・決算相場
  → (株主優待等の)株主の権利確定時期のため、人気のある銘柄は高騰したりします。
    決算期には既に株価は前もってその時の業績は折り込み済みのケースが多いため、
    あまり値動きはありませんが、一転して黒字や、一転して赤字等、インパクトの大きい材料が
    出た際には株価は大きく変動します。


株の買い時と売り時を判断する
今回は少しやっかいなというか、難しい問題をテーマにしてみました。
この項目をご覧になられているという事は、すでに証券会社にも口座を開き、小口・大口どちらかは分かりませんが、 何かしらの銘柄を売買しているのではないでしょうか。
よく、投資関連の書籍等でも言われてはいる事ですが、株式を購入する際の、買い時や、 売却をする際の売り時を判断する事は非常に経験がいり、難しいとされております。
非常に難しい問題で、避けて通れるものなら避けたいところですが、株式の売買で儲けを出すとなるとそうはいきません。
私も苦労しているところですので、初心者ならではのコツというか、考え方をご紹介致します。(あくまで私の例ですが・・・)

上記にもありますが、株式を売買する際、私が難しいと思うのは買い時の判断をする時です。
なぜなら、私が投資をするのは、私の財産も預けても良いと思う、自分で分析した結果、必ず株価は上昇すると信じた銘柄、いわゆる自分の中での 優良株ですので、売り時を設定する際は、 私は株価が5〜10%になったら売却するというルールで投資をしております。
(もっとも、これには他に理由がありますが。。本業がサラリーマンのため、ブラウザを開きっぱなしにしておいて、常に値動きを見張っている事はできない のです。。。業務に支障をきたさないためにも、売却はxx円、購入はxx円のように予め指値で予約しておいて、そのルールに従って 忠実に売買をする必要があります。)
このように売り時を設定する時は購入した銘柄に一定の利益分を上乗せし、自動で売値を設定するので難しくありません。
また、自分が投資した銘柄は「必ず株価が上昇する」と考える(思い込んでいる?)銘柄ですので、非常に機械的な思考となります。

極論を言えば、せっかく見つけた割安株成長株 は、上記のように売買すべきではないと思います。ただ、私の場合、まだ投資資金も少ない事もあり、長期投資をしたいところ、短・中期での売買を仕方なく 毎月実行している次第でございます。投資資金が安定してきたら、このような短・中期売買の投資スタンスではもちろんなくなるでしょう。

一方、買い時については、このような機械的な値付けができません。
過去の安値や、平均的な株価と比べて買値を設定すればよいのでしょうか?
それとも、株式チャートと睨めっこをして、買い時を判断すればよいのでしょうか?

人それぞれの買い時があり、明確な答えはありませんが、私の場合、

 ・PBRが0.5〜0.8倍の銘柄
 ・乖離率が0%以下の銘柄
 ・中間決算、本決算の時期
 ・自己資本比率が少なくとも75%付近
 ・1株純資産が1000円以上の銘柄
 ・経常利益伸び率、純利益伸び率がプラスの銘柄
 ・出来高が多い銘柄

は最低限、買い時を設定する際に参考としている指標です。
※この辺の話は「投資事業 入門編(優良銘柄を絞り込み、自分のファンドを形成する)」付近にも記載がありますので、 併せてご参考になさって下さい。

もちろん、相場の置かれている状況や、季節や時期に左右される要因等、様々な買い時を決める要素がありますので、そちらも考慮する必要があります。

自分なりのポリシーを持った、自分に合う投資スタンスで投資を継続する事が大きな成果に繋がるのかなと考えております。

貸借倍率から買い時を読み取る
証券会社へ口座を開設し、株式投資を始めてみると、Web画面上に様々な気になる情報があると思います。
その中の一つが、信用買い残信用売り残だと思います。
よく下記のような図を見かけますよね?

【図12】


信用取引をし、カラ買いされたまま、未決済となっているものが信用買い残、カラ売りされたまま、未決済となっているものが信用売り残です。
ここで説明する事は、ご自分が信用取引をされないとしても、必ず覚えておいた方が良い項目です。

【図12】では、買い残が売り残を大きく上回り増加しておりますので、人気化している事がわかると思います。
ただし、買い残が積み上げる=将来必ず決済があり、売り戻されるため、後々、株価を圧迫する要因となってしまいます。
逆に、売り残が積み上がる=将来いずれ買い戻されるため、こちらは株価を上昇させる要因となります。

信用取引結果の分析の基本は以上の通りですが、分析をする際、買い残と、売り残のバランスを見る必要があります。
この両者のバランス(比率)を表したものが、貸借倍率であり、【図12】では取組倍率として表されております。
こちらの倍率は買い株数残高を売り株数残高で割り、求められ、この式からわかる通り、貸借倍率が大きい数字になると、取引が悪い事を示し、逆に低い数字になれば なるほど、今後の株価の動きが期待され、良い状態になります。

私も最初は全く信用取引はしないので傍観しておりましたが、これは一つの買いの目安として覚えておくと役に立ちます。
貸借倍率を追ってみて、それに株価がどのようについてくるのかを分析してみると、ご自分の投資スタイルに一段と磨きをかける事ができる事でしょう。




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